FirewireのPCIカードで泣きを見る

進行形でまだ使っています。利用目的はオーディオインターフェースの端子だから。
ただ、先日PCの中身を替えた際にBSODが多発して泣きをみたので、解決までの備忘録。

素直にUSBを使った方が良いのだけどね、高いのよね、オーディオインターフェース。

調査

いい加減Intel 第4世代(Haswell, i7-4790K)の性能に限界を感じてきた為、頂いたCPUであるAMD Ryzen 第4世代(Ryzen 5 3500)に移行するためにマザーボードを交換。取り付けているパーツ類を移行し、OSも無事起動したと思った矢先にBlue Screen of Dead

何が原因なのか、OSをクリーンインストールして設定を1から戻していく中で

  • オーディオインターフェースであるMOTU 828mk2(Firewire)の設定変更をしてBSoD
  • VoicemeeterがMOTUを認識したと同時にBSoD
  • FirewireのPCIeボードのドライバをアンインストールしようとしてBSoD

この3点から「原因は使っているFirewireのPCIeボードとの相性」と言う結論に。

なお、使っていたPCIeボードは ノーブランド の適当なボード
しかし今まで問題なく動いていたのに、Ryzenに替えた途端にダメになったのでしょうか。

理由

古すぎるからです。

使っていたノーブランドのカードは PCI Express 1.0aに準拠したカードだったのですが、1.0aは規格が古すぎて今回交換したマザーボードで正常に認識できなかった、のが大筋。

もともと1.0aは、最初の1.0がリリースされて問題が指摘されて2003年に改修された補填バージョンであり、その後2005年に正式な1.1がリリースされて今に至ります。よって、規格として沿うのであれば1.1が正しい選択。

なお、今回選んだマザーボードは GIGABYTE B550 GAMING X V2 (Rev.1.3) でPCI Expressのスロットは3.0に対応、規格としては下位互換ですから問題ないだろうと思っていたのですが、先述の通り古すぎてダメだったようです。無念。

対応

ということで、PCI ExpressのFirewireカードを新たに買うことに。

色々調べてみると、カードの規格に合わせてチップでも影響が出るとのこと。問題が起きたカードはVIA製のチップでしたので(普通に使えていたけれど)新しく買うカードはTI (Texus Instrument)製にすることにしました。RMEとかもちゃんと動くようなので、自分の使っているMOTUも動くでしょう。多分。

で、選ばれたのは 玄人志向 IEEE1394B-PCIE 、安心(?)の玄人志向です。

届き次第換装、動作確認の結果問題なく動作するようになりました。
良かった良かった。